弊社代表による日誌。ネット事情や、個人話まで雑多な内容です。
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【社長日誌2003/07月分】

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【2003年7月25日】

#求人(その2)

ネクタイ

引き続き人材に関するお話です。
今月はこのテーマでいくので、飽きちゃった人は来月を楽しみにして下さい。

サラリーマン

私は就職活動がかなりおっくうだった。
みんなそうだと思う。
だって、誰だって就職活動やサラリーマンにはなりたくない。
なんで付けるかわからないネクタイとスーツを着て、満員電車にゆられ、上司に怒られ、やりたくもない仕事をする・・・。
でも、仕事をしなければ食っていけない、だから仕事を探す・・・
というイメージがあるからだ。
少なくとも、日本には学生がサラリーマンにあこがれる土壌がない。
身の回りにある音楽や映画、本でも就職活動やサラリーマンに肯定的なものは少ない。

タレノタメニイキル

私は、そのようなイメージに基本的に同感。そして、やりたくない仕事はやらなくていいと思う。
就職活動でも、スーツだって着なくていい(うちは着てないし)。
しかし、考えてほしい。誰にも必要とされていない人生なんて、しょうがない人生だ。
誰かに必要とされること、それが存在価値だと思う。自分のためだけに生きていくなら、山にでもこもった方が、みんなのためにも幸せだ。
私たちは誰かに頼られている、期待されている。だから、その人のため動く。
自分ひとりで世の中を動かせればかっこいい。でも、それはとても大変なことだ。音楽や物書きでソレを目指す人もいるけど、
商業ベースに乗せられる時にゆがめられて、やりたくもないCDを出したり、書きたくもない本を書く人がたくさんいるだろう。

ネクタイを笑っちゃいけない。

だから、同じような志をもつ人で組織を作る。そして、組織を動かすことで、自分のやりたいことを実現させる。
そのために仕事につく、それが正しい姿だと思う。
最初からかっこよくないかもしれない。就職しても、かっこいい職業ほど、地道な下積みを要求される。
だって、やりたいことがかっこいいことなら、その過程はとっても地味なのが世の常だからだ。
心底やりたいことがネクタイつけなくて、満員電車に揺られないことだとすれば、そんな仕事につけばいい。
でも、ネクタイつけたサラリーマンを笑っちゃいけない、彼らにはネクタイよりもっと大事な何かがあるのだ。

他がためにカネが成る

私たちはいつもの仕事でネクタイはつけない。でも、ネクタイをつけないで仕事がしたかったわけではない。
私たちは中小企業が自由に取引できるマーケットを作ろう、という志から始まった。
問題は誰のために仕事をするか、である。誰かのために仕事をするから、自分の収益に結びつく。
つまり、誰のために仕事をしてるかで、カネが生まれるのだ。
音楽だって、(本人は幸運に意識しなくても)誰かがタメになって、CDを買うから成り立っているのだ。
どうせ誰かのために仕事をするなら一番大事な人のために仕事をしよう。

あなたのランクアップは誰のため?

安定した職場につきたい、スキルアップを目指したいなどの希望をもって転職する人もたくさんいるだろう。
どれも自分のため、仕事をしている。
でも、そんな「誰のため」の視点なく、自分の将来を決めていいのだろうか。
安定した職場はあなたが作ったものではなく、他の会社の社員が作ったものだ。大企業だって、
いつ倒れるか分からない時代に、その基盤を頼りに何ができるのだろう。それが幸せなのだろうか。
あなたの目指すスキルが未来永劫役に立つのだろうか。あるスキルがソフトごと廃れて、廃業に追い込まれた人を何人も知っている。
結局は誰のため貢献し、誰が感謝しているか、が全てだ。私たちは(残念ながら)周囲の意思によって操られている。
どんなにすばらしいビジョンがあっても、顧客のクレームには頭下げなければならないし、
むかつくオッサンでも、それがお客さんならニコっとわらって接待しなくてはならない。山ごもりしない限り。
そのクレームをつける顧客もむかつくオッサンでも、やりたいことの延長線なら、笑ってこなせるんじゃないかな。
そんなことを考えてランクアップを考えてほしい。
極端な話、定年となり、現役を退いたときに、仕事抜きでつきあえるような人との関係を持ちつづけることが大事なのだろう。


【2003年7月22日】

#求人

環では、業務拡大に伴い積極的な求人と採用を行っている。
今求めているのは、リーダーとなるプログラマ。ご応募お待ちしています!
さて、今年4月から新人が入社した。20歳、専門学校を卒業したばかりの新人だ。
実は、この求人を行うとき、20名以上の人材が募集に応じた。
環では、面接の際にテストを行った。
その求人募集に応じた20名中、2名だけが満点をとった。
その2人が今回雇用した新人だ。
ベテランも混じる中、彼らの潜在能力はすごいと思う。
このテストでは、言語や、DBなどの知識ではなく、論理的思考能力をもとめるテストだった。
そのテスト内容が良かったのではないか、と思う。
彼らは入社後3ヶ月ですでに何本ものプログラムを納品している。
その中の1人は言った
「面接の前の英語や一般常識のテストで落とされるのですよね。」
それで、ふと思い出したことがある。

私もいきなり社長になった訳ではなく、普通の学生と同じように就職活動をした。
当時の求人に対し、私が就職活動をしたときも、SPI試験というものがあった。
私はこのSPIとやらは、1秒も勉強しなかった。
その代わりに、過去のゼミ論を置いてきた。そのため就職活動中SPIで落ちた会社は一つもなかった。

就職活動をする皆さん、本やセミナーなどの話を額面通り受けないほうがいい。
求人というニーズに「自分を売る」という仕事を本気でする、チャンスだと思う。
企業の求人に対する就職活動は受験や公務員試験と違う。
企業の求人に対する就職活動は、「自分」という商品をプロモーションする機会だと私は思っている。
世の中でどこでも役に立つ人財は、モノを創ることができる人と、売ることができる人。企業の求人でもいっしょだ。
せっかくの就職活動。求人の条件を見てどうするか、ではなく、この時期以上に色々な会社を見られるチャンスはない。
求人の条件に惑わされず、もっと楽しんで、見学するような気持ちで会社に接すれば、素直な自分のいいところを
見せられるのではないか、と思う。あと、求人する会社のブランドもそんなにこだわらない方がいい。10年後にはひっくりかえるものだから。
どんな企業に就職しても安定しないし、成功はしない。結局はその会社の上司や顧客に振り回されるものだから、どの企業の求人に応じても結果は変わらない。
むしろ、自分がブランドを変えていくつもりで就職活動に臨むといい。
そして、環というブランドを変えていく気概のある方、チャレンジしてみませんか?

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